2022年のmotogpは最終戦のバレンシアGPで、フランチェスコ・バニャイアがタイトルを獲得するなど最後まで目が離せませんでしたね。
今回は各メーカーの体制を紹介しようと思います。
2023年のmotogpは、スズキが撤退、新たにGASGASが参戦するなど、楽しみな1年になりそうです。
2023年motogp、各メーカの体制を発表!
さっそく、各メーカーのライダーをチェックしようと思います。
移籍したライダーについては、2022年の所属チームも載せています。
ホンダ
■レプソル・ホンダ・チーム
・マルク・マルケス
・ジョアン・ミル (チーム・スズキ・エクスターから移籍)
■LCR・ホンダ
・中上 貴晶
・アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスターから移籍)
ヤマハ
■モンスター・エナジー・ヤマハMotoGP
・ファビオ・クアンタラロ
・フランコ・モルビデリ
ドゥカティ
■ドゥカティ・レノボ・チーム
・エネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGPから移籍)
・フランチェスコ・バニャイア
■プラマック・レーシング
・ヨハン・ザルコ
・ホルヘ・マルティン
■グレシーニ・レーシングMotoGP
・アレックス・マルケス(LCR・ホンダから移籍)
・ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
■ムーニーVR46レーシング・チーム
・ルカ・マリーニ
・マルコ・ベッツェッキ
アプリリア
■アプリリア・レーシング
・アレイシ・エスパルガロ
・マーベリック・ビニャーレス
■RNFレーシング
・ミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシングから移籍)
・ラウル・フェルナンデス(テック3・KTM・ファクトリーレーシングから移籍)
KTM
■レッドブルKTMファクトリー・レーシング
・ブラッド・ビンダー
・ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チームから移籍)
GASGAS
■GASGASファクトリー・レーシング・チーム
・ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ・チームから移籍)
・アウグスト・フェルナンデス(moto2から昇格、2022年moto2チャンピオン)
レプソル・ホンダは、絶対王者のマルケスと、2020年のmotogpでチャンピオンになったジョアン・ミルの2名体制となりましたね。
LCRホンダにも2022年の最終戦バレンシアGPで優勝したリンスが加わり、これで、スズキのファクトリーライダーだった2人がホンダに移籍となり、2021年、2022年はあまり成績が振るわなかったホンダがチャンピオン奪取にきている感じがします。
しかし、メーカーが変わればバイクの特性も大きく異なるため、2人が開幕戦までに、そして年間通してどれだけ乗りこなせるようになるか楽しみです。
2023年、スズキがmotogp撤退へ・・・
motogpファンの皆さんなら既にご存じかと思いますが、2022年シーズンをもってスズキがmotogpから撤退することになりました。
また、motogpだけでなく、FIM世界耐久選手権(EWC)へのワークス参戦も同時に終了します。
撤退の理由について、スズキ株式会社代表取締役社長の鈴木俊宏は以下のコメントを出しています。
「スズキは、サステナビリティの実現に向け、経営資源の再配分に取り組まねばならない中で、この度のMotoGPとEWCの参戦終了という決断をいたしました。」
「二輪レース活動は常に技術革新・人材育成の場としてチャレンジをしてきた場所であります。この度の決断は、レース活動を通じて培ってきた技術力・人材を、サステナブルな社会の実現へ振り向け、新たな二輪事業の創生に挑戦していくことを意味しております。MotoGP復帰以来、私たちのレース活動を支えてくれた、ファンの皆様、テストを含めて関わってくれた全ライダー、全関係者の皆様に深く感謝申し上げます」
スズキは2011年末にmotogpの活動を休止しており、2015年にチームスズキエクスターで「GSX-RR」と投入しmotogpに復帰。
私がmotogpをテレビで見始めた頃にmotogpに復帰したようですが、スズキはmotogpに当然参戦し続けるものだとばかり思っていました。
しかも、スズキのライダーのジョアン・ミル、アレックス・リンス共に好成績を残しており、これからのスズキの活躍を期待していたばかりに、とても残念なニュースでした。
きっとスズキファン、スズキのバイク乗りにとっても、とても衝撃的だったと思います。
ただ、国内レースのJSB1000では、スズキのマシンは走るようなので、少し安心です。
カワサキに続きスズキまでmotogpから撤退となり、国内メーカーが減っていく中、日本のバイク人口、バイク人気が減っていかないか心配です…(私の周りも数年前に比べてだいぶバイクから離れている人が増えています)
2023年のmotogpはGASGASが新規参戦!
スズキがmotogp撤退と驚きのニュースもありましたが、こちらも驚きでした。
なんと、KTM傘下のバイクメーカーであるGASGASが、テック3と共にmotogpも参戦を発表しました。
GASGASといえば、トライアルやエンデューロのイメージがあっただけに、「え!GASGASがmotogp!?」と目も耳も疑いましたが、2023年シーズンはGASGASがどれだけレースを盛り上げてくれるか楽しみですね。
ライダーは、2022年シーズンレプソル・ホンダで活躍したポル・エスパルガロと2022年moto2チャンピオンのアウグスト・フェルナンデスの2名体制。
ホンダではあまり良い成績を残せていなかったポル・エスパルガロですが、KTMに在籍した時の活躍を今でも覚えているので、GASGASでもきっと活躍していると期待しています。
そして、もう一人のライダーであるアウグスト・フェルナンデス。
moto2のマシンとはトップスピードもブレーキングも全く別次元のマシンとなる中で、開幕戦からどれだけ成績を残せるか楽しみです。
motogp昇格後、しかも新規参戦のGASGASからとなると、各メーカー、ライダー、ファンからの注目もすごそうです。
ここ数年、moto2から昇格後すぐに好成績を残しているのは、ヤマハのファビオ・クアンタラロぐらいかな?と思っており、事実、昇格後すぐに好成績を出すのが難しいでしょう。
でも、やっぱり新しいライダーには期待しちゃいますよね(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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